家の中の不要品が増えて、「そろそろ片付けないと」と思いながら、何から手をつければよいか迷っていませんか。生前整理と聞くと大げさに感じますが、やることは身の回りの物を減らす断捨離と同じです。
私も不要品が多く、整理が必要だと感じて、退職後の2026年4月から倉庫と机の周りの片付けを始めました。仕事関係の資料や不要な書類をシュレッダーにかけたところ、ゴミ袋は20個近くになりました。書類の整理は終わりましたが、写真や簡単に捨てられない物はまだこれからです。

家の中に物が多くて片付けたいのですが、何から手をつければいいのか分かりません。

私は倉庫と机の周りから始めました。書類をシュレッダーにかけたら、ゴミ袋が20個近くになりましたよ。
- 増え続ける不要品への悩み
- 何から始めるかの迷い
- 家族の物の扱いへの戸惑い
この記事では、60代の私が実際に進めている断捨離の手順と、生前整理の始め方をまとめます。完璧を目指さず、できるところから少しずつ進めたい方の参考になればうれしいです。
生前整理と断捨離の違い

生前整理と断捨離は、似ているようで目的が少し違います。
生前整理は、自分がいなくなったあとに家族が困らないよう、元気なうちに物や情報を整えておくことです。断捨離は、今の暮らしに必要のない物を手放して、身軽に暮らすための考え方と言えます。60代になると、この2つを同時に進めるのが自然だと感じています。
家族のために整える生前整理
生前整理は、家族の負担を減らすための準備です。
物が多いまま残されると、片付ける家族には大きな手間と時間がかかります。
大切な書類や情報がどこにあるかを分かるようにしておくことも、生前整理のひとつでしょう。
今の暮らしを軽くする断捨離
断捨離は、今の自分の暮らしを軽くするための片付けです。
使っていない物を手放すと、探し物が減り、掃除もしやすくなります。
断捨離は、未来の家族のためだけでなく、今の自分のためにもなる片付けです。
60代で両方を考える意味
60代は、まだ体が動き、自分で物の要る要らないを判断できる年代です。
今の暮らしを整える断捨離が、そのまま将来の生前整理にもつながっていきます。
2つを分けて考えず、まずは身の回りから減らすことを始めれば十分でしょう。
60代から始める理由

私が片付けを始めたのは、退職後の2026年4月です。
きっかけは単純で、不要品が多かったからです。長く暮らしていると、使わない物や読み返さない書類が少しずつたまっていきます。気づいたときには、倉庫にも机の周りにも物があふれていました。60代の今だからこそ始めておきたい理由を3つ挙げます。
増え続けた不要品
倉庫や机の周りには、何年も手に取っていない物がたくさんありました。
退職して、仕事で使っていた資料も必要のない物になりました。
物が多いと、本当に必要な物がどこにあるのかも分からなくなってしまいます。
体力と判断力があるうちの準備
片付けは、思っている以上に体力を使う作業です。
重い物を運んだり、たくさんの物を1つずつ見て決めたりするには、気力も必要になります。
体力と判断力があるうちに始めておくことが、生前整理でいちばん大切だと感じました。
家族の負担を減らす備え
自分の物は、自分がいちばんよく分かっています。
家族が見ても、要る物か要らない物かの区別はつきにくいでしょう。
自分で決められるうちに減らしておけば、家族に迷わせることもありません。
60代の断捨離の手順

断捨離は、手順を決めておくと迷わずに進められます。
私は、家の中でいちばん物がたまっていた倉庫と机の周りから手をつけました。一度に家じゅうを片付けようとすると、途中で疲れてしまいます。場所を決め、仕分けをして、手放し方を決めるという順番で進めるのがおすすめです。
- 片付ける場所を1か所に決める
- 残す物と手放す物と迷う物に分ける
- 手放し方を決めて処分する

倉庫と机の周りからの一歩
最初は、場所を1か所に決めて始めるのがコツです。
私の場合は、不要品がいちばん多かった倉庫と、書類がたまっていた机の周りでした。
場所を絞ると終わりが見えやすく、片付いたという手ごたえも感じやすくなります。
残す物と手放す物と迷う物の仕分け
場所を決めたら、物を「残す」「手放す」「迷う」の3つに分けていきます。
迷う物を無理に決めようとすると、手が止まってしまいがちです。
迷った物はいったん箱にまとめておき、時間をおいてから見直すと判断しやすいでしょう。
売る・譲る・捨てるの手放し方
手放す物は、売る、譲る、捨てるのどれにするかを決めます。
まだ使える物なら、フリマアプリで売ったり、欲しい人に譲ったりする方法もあります。
書類のように個人情報が入った物は、シュレッダーにかけてから捨てるのが安心です。
私が実際に手放した物

ここからは、私が実際に手放した物を紹介します。
いちばん量が多かったのは、仕事関係の資料と、お金や保険に関する不要な書類でした。そのほかに、古いカメラや昔のおもちゃも手放しています。どれも長いあいだ使っていなかった物ばかりです。

シュレッダーにかけた仕事の資料
机の周りにたまっていたのが、仕事関係の資料です。
今の暮らしにはもう必要がないので、シュレッダーにかけて処分しました。使ったシュレッダーについては、家庭用シュレッダーの選び方の記事にまとめています。
仕事の資料には会社や人の情報も含まれるので、そのまま捨てずにシュレッダーにかけるのが安心です。
お金と保険の不要な書類
お金や保険に関する書類も、不要な物は処分しました。
役目を終えた書類は、手元に残しておいても使う場面がありません。
口座の整理は眠っていた銀行口座は埋蔵金 60代の口座整理に、保険の見直しは定年後の生命保険 私が死亡保障を減らした理由に書いています。
古いカメラと昔のおもちゃ
倉庫からは、古いカメラや昔のおもちゃが出てきました。
この先使うことはないと考え、手放す物に入れています。
思い出のある物ほど迷いますが、使わずにしまっておくだけなら、手放してもよいと考えました。
ゴミ袋20個の書類の出し方

書類をシュレッダーにかけていくと、思っていた以上の量になりました。
細かくなった紙はかさばり、ゴミ袋は20個近くになったのです。一度に出すわけにもいかず、ゴミの収集日に少しずつ出すことにしました。書類の整理はこれで完了しています。
収集日に少しずつ出す工夫
ゴミ袋が20個近くになると、一度に出すのは難しい量です。
そこで、ゴミの収集日ごとに数袋ずつ出していきました。
量が多いときは、無理に一度で片付けず、収集日に合わせて少しずつ出すのがおすすめです。
個人情報を守る処分
書類には、名前や住所、口座の情報などが書かれていることがあります。
そのまま捨てると、誰かに見られてしまうおそれもあるでしょう。
シュレッダーにかけておけば、安心してゴミに出せます。
なくなったときのすっきり感
書類がなくなると、机の周りはすっきりしました。
物が減ると、気持ちまで軽くなるものです。
このすっきり感が、次の片付けに取りかかる力になりました。
これから整理する物

書類の整理は終わりましたが、まだ手をつけていない物も残っているのが正直なところです。
写真の整理はこれからで、簡単には捨てられない物もあります。メルカリに出したいと考えている物も、いくつかあるのです。生前整理は一度で終わるものではなく、少しずつ続けていくものだと感じています。
手つかずの写真
写真の整理は、まだこれからです。
写真はつい1枚ずつ見てしまいがちなので、ほかの物より時間がかかりそうです。
時間に余裕のあるときに、少しずつ進めるつもりでいます。
簡単に捨てられない物
中には、簡単には捨てられない物もあります。
無理に手放して後悔するより、迷う物はいったん残しておくほうがよいでしょう。
迷う物は後回しにして、決められる物から減らしていくのが長続きのコツです。
メルカリに出したい物
まだ使える物の中には、メルカリに出したいと考えている物もあります。
捨てるより、必要としている人に使ってもらえるほうがうれしいものです。
出品には写真の撮影や梱包の手間がかかるので、時間を決めて取り組むつもりでいます。
家族の物との向き合い方

断捨離で難しいのが、家族の物との向き合い方です。
自分の物なら自分で決められますが、家族の物はそうはいきません。私はまず、自分の物だけを片付けることにしました。実家の片付けについても、無理に進めないほうがよいと感じています。
まずは自分の物だけ
夫婦で暮らしていても、片付けるのはまず自分の物だけと決めています。
相手の物に手を出すと、気持ちの行き違いが起きやすくなるからです。
自分の物が片付いていく様子を見せることが、家族への自然な声かけになればと思っています。
もったいないが口癖の母
実家の整理も気になっていますが、母がなかなか処分を許してくれません。
「もったいない」が口癖で、使っていない物でも捨てるのを嫌がるのです。
物を大切にしてきた世代にとって、捨てることには抵抗があるのでしょう。
無理に進めない実家の整理
親の物を無理に捨てようとすると、関係がぎくしゃくしてしまいます。
親の気持ちを尊重しながら、話ができる機会を待つのがよいと考えています。
まずは自分の片付けを進め、その経験を親との話にも生かしていきたいところです。
生前整理と断捨離によくある質問

生前整理と断捨離について、よく出てきそうな疑問をまとめました。
私もまだ途中なので、実際にやってみて感じたことと、一般的な考え方を合わせてお答えします。ゴミの出し方や処分のルールは地域によって違うため、お住まいの自治体の案内を確かめてください。
最初に手をつける場所
最初は、物がいちばんたまっている場所から始めるのがおすすめです。
私は倉庫と机の周りから手をつけました。
1か所片付くと手ごたえを感じられるので、次の場所にも取りかかりやすくなります。
捨てられない物の扱い
捨てられない物は、無理に捨てる必要はありません。
「迷う物」の箱に入れて、時間をおいてから見直してみましょう。
時間がたつと、気持ちの整理がついて手放せることもあります。
書類の安全な捨て方
個人情報が入った書類は、シュレッダーにかけてから捨てると安心です。
量が多いときは、ゴミの収集日に合わせて少しずつ出すとよいでしょう。
家庭用のシュレッダーで追いつかない場合は、書類をまとめて処理してくれるサービスを探す方法もあります。
フリマアプリで売るときの注意
フリマアプリで売るときは、写真と説明をていねいに用意することが大切です。
古いカメラなどは、動くかどうかを確かめて正直に書いておきましょう。
送料や手数料もかかるため、売れた金額がそのまま手元に残るわけではありません。
親が嫌がるときの進め方
親が片付けを嫌がるときは、無理に進めないことが大切です。
私の母も「もったいない」が口癖で、処分を許してくれません。
危ない物や通路をふさぐ物など、暮らしの安全にかかわる所から相談してみるとよいでしょう。
エンディングノートの始め方
エンディングノートは、自分の情報や希望を家族に残すためのノートです。
私もまだ書いていませんが、書類の整理が終わった今、次に取りかかりたいと考えています。
全部を一度に書こうとせず、口座や保険の一覧など書きやすい所から始めるのがよさそうです。
身軽な暮らしへの第一歩

生前整理は、特別なことではありません。今の暮らしに必要のない物を減らす断捨離を続けていけば、それがそのまま家族のための準備にもなります。
私は倉庫と机の周りから始め、仕事の資料や不要な書類をシュレッダーにかけて、ゴミ袋20個近くを収集日に少しずつ出しました。写真や簡単に捨てられない物は、これから少しずつ進めていくつもりです。使わなくなった家電などは、捨てる前にメルカリで売るようにもなりました。その体験はメルカリで不要品整理の記事にまとめています。
- 場所を1か所に絞った始め方
- 書類はシュレッダーで安全に処分
- 迷う物は無理に捨てない判断
物が減るとすっきりして、次の片付けに向かう気持ちも生まれてきます。
まずは今日、引き出しを1つだけ開けて、要らない書類を1枚手放すところから始めてみませんか。


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