退職したあと、失業給付を受けるにはハローワークでの手続きが必要です。何を持っていくのか、どれくらい通うことになるのか、最初は見当がつきませんでした。
私は自己都合での退職で、所定給付日数は150日でした。離職票が届いてから申し込みに行き、月1回の認定日に通って受け取り終えています。手続きそのものは難しくありませんでしたが、求人さがしでは年齢の壁を感じました。

失業給付の手続きは初めてで、何を持っていけばよいのか、何回通うのかも分かりません。

私は離職票が届いてから申し込みに行きました。持ち物は4つで、あとは月1回の認定日に通うだけでしたよ。
- 初めての手続きへの不安
- 持ち物と通う回数への疑問
- 年齢で求人が減るという心配
この記事では、初めてのハローワークでの流れと持ち物、認定日までの通い方をまとめます。制度の決まりは変わることがあるので、最後はお住まいの地域のハローワークで確かめてください。
退職後に届いた離職票

手続きは、会社から届く離職票を受け取るところから始まります。
離職票がなければ、ハローワークでの申し込みはできません。退職してすぐに動きたくても、まずは書類が届くのを待つことになります。
退職から1週間ほどで到着
私の場合、離職票は退職から1週間ほどで届きました。
会社によって早さは違うようですが、思っていたより早く手元に来た印象です。
届くのが遅いと感じたら、退職した会社に問い合わせてみましょう。
離職票と受給資格者証の違い
会社から届くのが離職票、ハローワークでの手続きのあとに渡されるのが雇用保険受給資格者証です。
名前が似ているので、最初は混同しそうになります。
受給資格者証は、認定日に持っていく大切な書類です。
届いてからの申し込み
離職票が届いたら、ハローワークへ求職の申し込みに行きます。
ここで受給資格の決定を受けることになるのです。
早く申し込むほど、受け取りまでの流れも早く進んでいきます。
初回のハローワークの流れ

初めてのハローワークは、勝手が分からず緊張しました。
実際の流れは、受付をして、ハローワークインターネットサービスの登録内容を記入し、提出書類の確認と事前の説明を受けるというものです。順番に案内してもらえるので、迷うことはありませんでした。
- 受付を済ませる
- 登録内容を記入する
- 提出書類を確認してもらう
- 事前の説明を受ける
受付での最初の手続き
入ってすぐの受付で、来た目的を伝えます。
失業給付の手続きだと伝えれば、必要な用紙と案内をもらえます。
そこから順番に進めていくだけなので、構えなくても大丈夫です。
登録内容の記入と書類の確認
ハローワークインターネットサービスの登録内容を、用紙に記入していきます。
そのあと、持っていった書類を確認してもらいました。
ここで記入に時間がかかるため、事前の準備が効いてきます。
その日2人目という静けさ
私が行った日は、受付でその日2人目でした。
混み合う時間を外せば、落ち着いて手続きができます。
時間帯によって混み具合はかなり違うようです。
窓口で提出した4つの物

持ち物は、事前に調べて用意しておきました。
私が窓口に出したのは、離職票、運転免許証、写真2枚、通帳の4つです。どれも当日に慌てて用意できるものではないので、早めにそろえておくと安心でしょう。

離職票と運転免許証
離職票は、手続きの中心になる書類です。
本人確認には運転免許証を使いました。
顔写真つきの身分証がない場合は、代わりになる物をハローワークに確かめてください。
写真2枚と通帳
写真は2枚必要でした。サイズの決まりがあるので、事前に確かめておきましょう。
手当の振込先として、通帳も持っていきました。
写真と通帳は当日になって用意しにくいので、先にそろえておくと安心です。
持ち物の準備の大切さ
書類が足りないと、その日に手続きが終わりません。
もう一度出直すことになれば、受け取りの開始も遅れてしまいます。
必要な物はハローワークの案内で確かめ、前日までにそろえておきましょう。
事前登録で短くなる時間

今回いちばん時間がかかったのが、ハローワークインターネットサービスの登録でした。
自分の職歴や希望する仕事などを入力していくのですが、項目が多く、細かく書こうとするほど時間がかかります。これを家で済ませておけば、窓口での時間はかなり短く済むでしょう。
入力に時間がかかる登録
登録には、自分の情報をひととおり入力する必要があります。
項目が多いので、細かいところまで書こうとすると手が止まってしまうのです。
何をどこまで書くかを先に考えておくと、入力が進めやすくなります。
家で済ませておく利点
この登録は、自宅のパソコンやスマホからでも進められるのです。
少しでも事前に登録しておけば、窓口で過ごす時間を短くできます。
落ち着いた場所で考えながら書けるのも、家でやる良さでしょう。
全国の求人も見られる便利さ
インターネットサービスでは、ハローワークに行かなくても求人情報を見られます。
セミナーや教育訓練の予定も確かめられるので、通う回数を減らせます。
自分の住む地域だけでなく、全国の求人を見られるのも便利なところです。
初回説明会と失業認定日

申し込みが済むと、初回の説明会と、その後の認定日の案内があります。
説明会では制度のしくみや手続きの注意点を教えてもらえました。そのあとは、月に1回の失業認定日にハローワークへ通うことになります。

20人ほどで受けた説明会
初回の説明会は、20人ほどが集まって受けました。
同じように手続きをしている人がこれだけいるのかと感じたものです。
年齢層はまちまちで、さまざまな立場の人がいる印象を受けました。
月1回の失業認定日
そのあとは、月に1回の失業認定日にハローワークへ通います。
決められた日に行き、求職活動の状況を申告します。
日付は決まっているので、予定表に書き込んでおくと忘れません。
行かないともらえない手当
認定日に行かなければ、その分の手当は受け取れません。
手続きそのものは短い時間で終わるので、確実に足を運びたいところです。
どうしても行けない事情があるときは、早めにハローワークへ連絡しましょう。
必要だった求職活動の実績

手当を受け取るには、求職活動の実績が必要です。
私の場合、初回は1回、その後は認定のたびに2回の活動が求められました。何が実績になるかは決まりがあるので、説明会で確かめておくと安心です。
初回は1回その後は2回
最初の認定までは1回、その後は2回の求職活動が必要でした。
回数は決まっているので、認定日の前に慌てないよう進めておきたいところです。
何が活動として認められるかは、説明会で確かめておきましょう。
窓口での就職相談
私は、窓口での就職相談とセミナーを組み合わせて実績にしました。毎回何を実績にしたのかは求職活動の実績の作り方の記事にまとめています。
相談では、求人の探し方や応募のしかたを聞くことができます。
受給資格者証を出してから相談するのが基本の流れです。
何を聞けばよいか迷った相談
正直なところ、相談では何を聞けばよいのか迷いました。
どんな仕事に就きたいのかが自分の中で決まっていなかったからです。
求人情報の見方も分からず、はじめは年齢の条件ばかりを見ていました。
59歳で感じた求人の壁

求人を見ていて、いちばん強く感じたのが年齢のことです。
条件の欄に年齢が書かれていると、どうしてもそこから目が離せなくなります。この年齢になって探してみて、初めて分かったこともあります。
59歳までという年齢の表示
求人情報では、年齢の上限が59歳までと書かれているものが多くありました。
年齢の条件がある求人では、若い人が優先されるのだろうと感じています。
応募する前に、まず年齢の欄を確かめるのが習慣になりました。
60歳からのシニア求人
60歳を超えると、シニア向けの求人に移ることになります。
募集の一覧でも、別の扱いで並んでいました。
年齢の区切りが、はっきりと分かれている印象です。
体力勝負の仕事という印象
シニア向けの求人は、数そのものはある程度ありました。
ただ、交通整理や夜間の警備、送迎バスの運転といった仕事が目立ちます。
勤務時間は短くても、体力が必要な仕事が多いという印象を受けました。
失業給付の手続きによくある質問

失業給付の手続きについて、気になりやすい点をまとめました。
ここに書いたのは、私が自己都合で退職して手続きをしたときの体験です。給付の日数や制限の期間、求職活動として認められる内容は、年度や地域によって変わることがあります。必ずハローワークで確かめてください。
自己都合の給付日数
私は自己都合での退職で、所定給付日数は150日でした。
日数は、年齢や雇用保険に入っていた期間によって変わります。
自己都合の場合は、受け取りが始まるまでに待つ期間がある点にも注意が必要です。
手続きに行く服装
服装は普段着で十分でした。
私はあまり目立たない格好を心がけています。
かしこまった服装をしている人は、見かけませんでした。
求職活動として認められること
窓口での就職相談やセミナーの受講は、実績として認められました。
求人への応募も、もちろん活動になります。
何が認められるかは説明会で案内があるので、そこで確かめておきましょう。
認定日に行けないときの扱い
認定日に行けないと、その分の手当は受け取れないのが原則です。
やむを得ない事情がある場合の扱いは決まりがあります。
予定が合わないと分かった時点で、ハローワークへ相談してください。
資格を取ってからの求人さがし
私は手続きの途中で簿記3級に合格し、その方向でも求人を探してみました。
思っていたほど希望に合う求人は多くありませんでしたが、探す手がかりにはなります。くわしくは60代が学び直した資格を取る意味と簿記3級の独学がつらい社会人へ70点戦略に書きました。
資格があれば必ず有利になるとは限らない、というのが正直な実感です。
最新の条件の確かめ方
給付の日数や待つ期間の決まりは、法律の改正で変わることがあります。
ここに書いたのも、私が手続きをしたときの内容にすぎません。
最新の条件は、ハローワークの窓口や案内で確かめてください。
働き方を考え直す時間

退職から1週間ほどで離職票が届き、ハローワークで求職の申し込みと受給資格の決定をしました。提出したのは離職票、運転免許証、写真2枚、通帳です。自己都合での退職で所定給付日数は150日、月1回の認定日に通って受け取り終えました。
手続きそのものは順番に案内してもらえるので、難しくはありません。時間がかかるのはインターネットサービスの登録なので、家で先に済ませておくと窓口が短く済みます。
- 離職票が届いてからの申し込み
- 事前のインターネット登録
- 認定日と求職活動の実績
求人では59歳までという年齢の表示が多く、60歳からはシニア向けの別の枠になります。数はあっても体力勝負の仕事が目立つ、というのが探してみての実感です。
通っているあいだは、これからどう働きたいのかを考える時間にもなりました。退職後の手続きはほかにもあります。健康保険の選び方は退職後の健康保険 任意継続と国保の選び方にまとめたので、あわせて読んでみてください。


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